閉店のお知らせ

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
オリジナルジュエリーナータは本日までの営業となりました。

約8年8ヶ月の営業でしたが
沢山のお客様にご来店いただいたことは感謝の気持ちで一杯です。

ジュエリーの本当の価値を知って楽しんで貰う為に、
自身が持ち合わせているスキルを出し切って
お客様のお気持ちに寄り添ったデザインを高いクオリティで
ご提供することをモットーとしておりました。

今までにお作りしたリングやジュエリーは
全て本気で取り組んで作り上げたものです。

しかしながら私は自身で生み出したその作品をしたたかにビジネスとして
展開する気持ちにはどうしてもなれませんでした。

学生時代にジュエリーを作り出した時は自分のブランドを作りたい
という想いがあり製作に励んでおりました。

その後職人としてスタートし、店頭にも立つようになり
お客様とデザインの打ち合わせや、指輪が完成してお渡ししたときの
喜びの表情を見るたびに、自分自身も喜びを感じ
自身の存在価値がそこにあるように思いました。
そして
自分が生み出したジュエリーを喜んでいただきたいという
想いに変わってきました。

その気持ちで2010年3月にナータをオープンし
沢山のお客様にご支持いただき感謝しております。

福岡県内からはもちろん、九州全域 東京大阪、海外からも
わざわざナータに足を運んでいただきました。

自分が作り出したジュエリーを
遠方から時間を掛けてでも欲しいと言って下さる方がいる。
こんな嬉しいことはありません。

人生に於いてそう多く経験できることではないと思います。

お客様のそのお気持ちに全力でお応えしたい、
誤摩化しや手抜きをせず、自分に正直に
恥ずかしくない仕事をしたいと今までやってまいりました。

お客様の声を元にリフォームやベビーリング、ブライダルリング他、
様々なサービスを考えて打ち出してきましたが
ネットやメールでのご注文も増え、
全て一人での活動でしたので、この先も全てにおいて今までと同じ
気持ちを込めてデザインのご提案や製作ができるのか、
いつか限界が来るのではないかと感じ
現在の判断に至った次第です。

上記の理由で
ご迷惑をお掛けする形となり申し訳ありません。

お客様から閉店を惜しむお電話やメール、お花やお菓子等いただき
自分の創り出した『ナータ』をこんなにも愛して下さる方が沢山いたことに
言葉では言い尽くせない感謝の気持ちで一杯です。

今日、妻から貰った手紙に
「お客様を想って、お客様に愛されて、恥じることのない
素晴らしい仕事をしてきたあなたを誇りに感じる」
と書いてあり思わず涙が出てしまいました。
自分でも恥じることのないジュエリーを創り出してきた自負があります。
トロフィーもいただきました。
オリジナルジュエリーナータという形は見えなくなっても
私にとってこれからも大事な存在です。

私はこれからもジュエリーに携わってまいります。
沢山の方々に愛していただきありがとうございました。
感謝申し上げます。

今後のアフターフォローに関しましてはこちらをご覧下さい。
ナータホームページお問い合わせからも受け付けております。

母校でジュエリーのお話をさせていただきました。

久々すぎるブログ更新!でございます。

もう3週間位前になりますが、私が卒業した高校に呼ばれて
生徒さんの前でジュエリー作りとかデザインの事とかの
お話をさせていただきました。


25年くらい前は毎日通った道を歩いてみたくて
JRで行ってみました。

 

17歳の高校生なので興味もって聞いてくれるかな?
と思ったけど結構ちゃんと聞いてくれてたみたい。

ジュエリーの作り方とかデザインの組み立て方とか一方的に喋っても
自分が同じ歳の頃を思い返せば絶対飽きるだろうから、私が高校時代にやってた
風変わりバンドのことやら、同級生の奇行やら、
今の子は知る筈もないミッチーサッチー騒動やら、
ご両親のファッションセンスの考察から時代背景を説明して
流行は誰が仕掛けてるのか
何故流行は回るのかなど
ジュエリーに関係ないとこまで話してみました。

たくさん質問もしてくれておじさんちょっと嬉しかったですね。
めったいに出来ない経験なのでよかったなーと。

後日、有り難いことに生徒さんの感想が送られてきて
じっくり読ませていただきました。

話した内容に共感した感想が書いてあったり、
私が履いてた靴とその生徒さんの腕時計が似てて好感がもてましたという
よく分からないけどなんだか面白いことが書いてあったり、
彼氏が出来たらお店に行きますなど、
話を聞いて感じた事をちゃんと感想にしてくれてて
読みながらこんなおじさんに書いてくれて有り難いなと。

この感想文は大事にしたいと思います。

 

高校生らしくみんな将来に対する不安があるようですが、
17歳で将来やりたい事が決まってる人の方が少ないですよ。

 

 

楽しい事 嫌な事、いい時 悪い時はいくつになってもあって、
デザインを勉強する高校って普通科とはちょっと違うのかもしれないけど、
思い返せば自分の荒削りな感性をなんとか表現する方法を
見つけようとしてたし、当時は友達にたくさん刺激を受けました。
今でも良い時や悪い時でも友人と話すと昔の感覚がよみがえり
やる気を思い出させてくれます。

私は中学まで「皆と同じ流行を追いかけてなにがそんなに面白いの?」
という漠然とした感情を持ってましたが、
デザインの高校に入ると風変わりな人が多かったんで
自分と似たような感覚の人ってやっぱりいるんだと安心したし、
自分はどんな表現ができるか考えるきっかけになったし。

高校生なのに直球ではなく共通体験があるから理解できる
いわゆるアングラ的な表現とか、
意味の分からない流行語とか。
独特でしたー。

高校の同級生は多感な時期に一緒にいたから
いつまでも気になる存在ですな。

当時の恩師や同級生と毎年キャンプに行ってるのですが
そういうとこも有り難いことです。

てなことを改めて考えるいいきっかけになり、
お声をかけてくれたK先生に感謝いたします。

 

それと今日でナータは9年目を迎えることができました。
朝起きたら家族手作りのメッセージを用意してくれて、
これも大事に致します。涙でちゃった。

私に関係してくださる方々、
当店にわざわざ足を運んでくださるお客様、
家族、本当に感謝でございます!
これからもよろしくお願い致します。

ナータ店主